ロッドビルディング メバルベイトロッド編 ~ その壱

はろ

2012年10月16日 00:27





ってな訳で、

居ても立っても居られず、

早速、材料を揃えてしまいました。



釣りに行かず(行けず)、

1号機もロクに現場で振っていないのに、

2号機の製作をスタート。。。



例の如く、超スローペースでの制作となるでしょうが、

どうなることやら…



今回の制作にあたっては、

・前回の反省点をキチンと補う
・自作はお嫁に出せないので、長ーく使うことを第一に
・なので、出来栄えに妥協は許さん!
・ということは、金も惜しまん!!
・もう少し詳細に記録していこう

という、たいそうなコンセプト。。。





・・・コンセプトと言うか、気持っちね。





では、ブランクからいってみます。

カタログを睨んで、候補に挙がったブランクは、

・MST702UL (ソリッド、スロー)
・AJK682UL (チューブラー、ファースト)
・LST702UL (チューブラー、ファースト)

3本ともジャストエース製、

ルアーウェイトもすべて1/32 - 3/16 oz



ロッドビルディング用のブランクって、

普通の釣具屋さんではなかなか店頭で置いていません。

けど、通販だと実際に振れない。。。

んー、どうしたものか。



近所の釣具屋さんにも、もちろんブランクは置いてません。

そんな訳で、どこか店頭に置いている店はないか、

ネットで検索すると・・・



東京のサバロさんに置いてあるではありませんか!

しかもジャストエースは全品番、在庫あり!

ってなことで、

東京本社への出張のついでにサバロさんへ。



・・・して、この3本、かなり迷いました。

店内ではアホみたいに1時間近く振りフリ。。。

店長さんも妙に熱心な客がいるのが気になっていたようで、

会計の時に「気に入ったの決まりました?」

と聞かれる次第。。。



で、どれを購入したかというと。。。



MSTは正にスローテーパー。

軽量ルアーのキャスティングには良さげですが、

穂先のソリッドがやや柔らか過ぎる感がありました。



逆にAJKは、

カタログ表示でのファーストテーパーというより

エクストラ!って感じ。

穂先もパリッとして感度重視が伺えます。

アジングロッドらしいですが、

ベイトでならピッチングでオッケーな感じでした。



で、結局・・・





LSTは1号機と同じシリーズなのでツマランなぁ・・・

という、しょーもない理由で悩み続けたのですが、

・カタログではファーストだけど、レギュラーに近い
・その割には、意外とシャープ
・チューブラーの割には穂先がしなやか

しかも、現品では塗装面が一番きれいで、

今回は塗装ひん剥き作業をやらなくて済みそう

ということもあり、コイツに決めました。



ブランクの購入が済んだので、

リールシートやワインディングチェックの

取付け寸法を考えながら、部品を検討。



この部品検討は、

必ずブランク現品を購入してからやることを勧めます。

ブランクの元径はカタログ値に記載されていますが、

リールシートやワインディングチェックの取付く場所と、

カタログ値の元径の位置は全然違うので、

しっかり実寸を計測することが重要。

0.5㎜くらいの誤差や見当違いが、

部品の再購入という余計な出費に。。。

(前回の反省で・・・)





で、ここからアレヤコレヤと悩み続け・・・

こんな感じのイラストを描いて部品を選出。





一番のネックは、ベイトロッドのリールシートは

細いブランクを想定していないことでした。



今回のLST702UL、元径は8.5㎜。

リールシートの取付く辺りの径は7.5㎜。



FUJIのACSは、最少径が9.5㎜までしかないので

ブランクタッチ仕様なのに2.0㎜もガボガボ。。。



そこで7.5㎜のバット径なら、

ワイディングチェックの内径は8.0㎜を選択。

そのワインディングチェックは外径が14㎜になるので、

14㎜のカーボンパイプでリールシート部分を肉増し。

意味のないブランクタッチと余計な重量増。。。



今回はブランクタッチがなくても良かったのですが、

私は手が小さい方なので、

リーリングのときの握りがシックリくる

ACSにしたかったのです。



軽量化とコスト減を考えるなら

TCSで十分かと・・・





今回購入した材料

ブランク:ジャストエース MST702UL
ガイド:FUJI KRガイドセット T-KWSG10101
リールシート:FUJI ACS-KN16 内径14 マタギ塗装仕様
グリップ:ジャストエース TRG27-30EBK10
カーボンパイプ:Matagi CB-K16SM
カーボンパイプ:ジャストエース MCP50-17
カーボンパイプ:ジャストエース MCP50-14
ワインディングチェック:Matagi HTWC-Z 8-14
ワインディングチェック:Matagi PR-14 14-17
メタルリング:Matagi K16-CBTOP
シートリング:ジャストエース RRRA-17S
エンドキャップ:ジャストエース AL-CAPS
フックキーパー:ジャストエース HKS-S
アーバー:ジャストエース CPA-12
スレッド:ジャストエース 901 Black
スレッド:ジャストエース 955 Pale Blue

これに、アルコールランプ、燃料、送料など加えると・・・



総額、約28,000円なり!!



・・・自己満足とは言え、

相当のアホです。。。

ってか、カーボンパイプ、高過ぎ・・・

こんなに長く要らんので、切売りしてくれ・・・



そう言えば、前回の反省が抜けていました。

「既製品、買った方が、安上がり。。。」



To Be Continued...


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